ウルトラウッドコラム工法は、“従来の柱状改良工法”と“古くからの木杭工法”を合わせた工法です。柱状改良工法と木杭工法、両方の短所を解消し、長所を引き出すために開発されました。小さな径においても大きな支持力を得ることが可能となり、その評価は多くの実験結果から証明されています。
ウルトラウッドコラム工法は、一般財団法人日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得した小規模建築物(一般住宅など)に最適な地盤改良工法です。
清和工業では、経済的で高品質な柱状改良工法を実施しています。
地盤調査ならびに地盤改良工事により安全な施工を行うことで、10年間および5,000万円までの保証を得られます。(生産物賠償責任保険摘要)
改良体の中心に木製心材を埋設するため、小さな径で大きな支持力を発揮、従来の柱状改良工法よりローコスト施工が可能です。
ミキシングテスターやサンプラーなどを使用して施工状況や強度を客観的に判定、またコラム1本ごとの深度やスラリー量などを記録・管理します。
コラム長が短いため小型重機が使用でき、狭い敷地でも施工が可能です。
攪拌効率が高いため、工期の短縮が可能です。
ウルトラウッドコラム工法は、築造の完了した柱状改良体(コラム)の天端にセンター治具などを設置し、コラムの中心に杉やカラ松の木製心材を所定の深さまで埋設して、柱状改良体の支持力を増加させました。このため、従来の柱状改良体より小さな径でも大きな支持力を発揮します。
先端に固化材の吐出口を設けた中空ロッドと攪拌翼、2種類の共回り防止翼、掘削翼で構成したシンプルな攪拌装置です。
共回り防止翼の「突出翼」は、翼長が掘削径よりも長く、地盤から反力を得ることで回転を防止します。
また、「中間翼」は翼長が短く、貫入時の抵抗を抑えるとともに、粘性の高い土質の攪拌・混合に効果を発揮します。
ウルトラウッドコラム工法は、一般財団法人日本建築総合試験所より、建築技術性能証明(GBRC性能証明 第09-29号)を取得しています。